Chapter1 -3-#02 - TopGear
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Chapter1 -3-#02 

【#02】





誠二は朦朧とする意識をなんとか保ち、今にも倒れそうな体勢をゆっくりと立て直す。

『まだまだこれからだろうが』

『でもアナタ立ってるだけでやっとじゃない? 安心なさい。
気絶した後も、ちゃ~んと可愛がって、ア・ゲ・ル☆

千葉のウインクが炸裂。
誠二は悪寒とともに、精神的なダメージを負った。その時――


<ズギュゥゥゥウーン♪ ジャーン♪>


『なんだ?』

『何の音だ?』

<ズンチャ♪ ズンチャ♪ チャリラチャリラ♪>

軽快なリズム。
その音の出所を探し、一同はキョロキョロと辺りを見回す。

『ギター? いや、これは・・・ベース?』

『誰が弾いてんだよ!!?』

どよめく不良の一人が、出入り口の上方を指差した。

『おいあそこ!! なんかいるぞーー!!!』


音源に気付いた一同が、一斉にそちらを仰ぎ見る。


『あの野郎、いつの間に!』

『おいコラ、テメェ! 降りてこいや!!』


そこに立つ一人の少年。
ベースを構え、アンプに片足を乗せ、悠々と周囲を見下ろす。
その癖のある赤い髪に、誠二は覚えがあった。


『待たせたな! 天音誠二!! いや、誠ちゃんっ!!!』

『あいつ、さっきの・・・』

『なあに? あの赤毛ボーイは??』

『え~、改めまして・・・』
<ヴゥーン♪>

『銀河美少年・トップギアの義心安嬉、颯爽登場ぉー!!!!』
<ズギャーーン♪>



自ら効果音とポーズを付け、安嬉は悦に入る。

(ふっ、決まった・・・)

『このセリフ一度、言ってみたかったんだよね~』


そう言って、ヘラヘラ笑う安嬉に、一同唖然。
ポカンと口を開け、目を点にしたまま固まってしまった。




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category: story 1

thread: 創作モノ

janre: その他

Posted on 2012/08/02 Thu. 20:00  edit  |  tb: --  cm: 0  

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