Chapter2 -4-#05 - TopGear
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Chapter2 -4-#05 

【#05】






(最終審査だと?)


不満を露わにするミツを、ナイキは見下しきった目で煽る。


『どうした? お前の歌はホンモノなんだろ?』

『・・・・・・』

『ククッ、曲はさっきのヤツだ。よし、じゃあベースはお前な』

『うえっ! マジかよ!』


ナイキがベースに、ゲストの一人を指名した。
同時に女子グループから、悲鳴さながらの不満の声が上がる。
その横で、続けてギターも選出される――


『え? ギター、あんたが弾くんじゃないの?』

『あぁ、俺の演奏は安くねぇんだ』


(何様だよ・・・)


しかしミツはこれをチャンスとふんだ。

ここでナイキの期待を裏切れば、この地獄から解放されるかもしれない――


『お前、真面目に歌えよ』


まるでミツの心を見透かしたように、グッチが声を掛ける。
驚くミツの肩に、グッチは馴々しく腕を回すと、耳打ちを始めた。

『前にな、亡威忌の逆鱗に触れた賦雨魔ってバカがいてなぁ。亡威忌に88度の酒を無理矢理流し
込まれて喉を焼かれてなぁ・・・』


息を飲むミツを見て、グッチは声のトーンを落とす。


『ソイツどうなったと思う?』

『・・・・・・』

無言で渋い表情を見せるミツに、グッチは目を細め、くつくつと笑う。

『急性アルコール中毒で、救急車で運ばれてそれっきり! ククッ、傑作だよなぁ!』

『・・・・・・』

『下手すれば死ぬっつうの! あははははは』

『おい愚ッ血! 何笑ってんだ、真面目にやれ!』

『へいへい』





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Posted on 2012/04/28 Sat. 01:00  edit  |  tb: --  cm: 0  

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